開放感と近未来感を味わえる、モダンなにいじゅくみらい公園

理科大に近接したにいじゅくにいじゅくみらい公園遊ぶ
理科大に近接したにいじゅくにいじゅくみらい公園

区立公園として区内最大の広さで、2013年4月に設置された東京理科大学葛飾キャンパスを囲むようにあります。特に、芝生のエリアは特に遊具などはないものの起伏と池があり、景色もよく開放感があり気持ちの良い公園です。

公園は大きく分けて3エリア

奥に見えるのが理科大
奥に見えるのが理科大

にいじゅくみらい公園にはざっくり分けて3つのエリアがあります。ひとつめは芝生エリア。こちらは、理科大からみると駅側にある芝生が広がるスペースです。

そして、2つ目は理科大を挟む形で、芝生のエリアの奥にある多目的広場やテニスコートなどです。こちらの利用については、葛飾区総合スポーツセンターや管理事務所に問い合わせて借りることができるようです。

そして、3つめのエリアとしては、場所はそんなに広くありませんが、ターザンロープや滑り台など子どもが遊べる遊具もあり、芝生エリアと合わせて子どもが楽しめそうです。

にいじゅくみらい公園の子どもが遊べる遊具のある小さい公園と奥がテニスコート
にいじゅくみらい公園の子どもが遊べる遊具のある小さい公園と奥がテニスコート

謎の鉄球のオブジェは「地球釜」

とはいえ、にいじゅくみらい公園といえばこの芝生エリアが一番おすすめです。ちなみに、にいじゅくみらい公園のある場所は三菱製紙の中川工場跡地です。その名残として、 「地球釜」のオブジェが設置されています。これが公園の景色と不思議になじんでいて、アートな雰囲気にすら醸し出しています。

大きい鉄球のオブジェが
大きい鉄球のオブジェこの場所の歴史と深い関係が

ちなみに、地球釜の正式名称『地球型蒸煮缶』で、古紙からパルプを取り出すための蒸し釜 として、三菱製紙の工場で実際に使用されていたとこのことです。この場所の歴史を知るためにも重要なオブジェですね。

トンネルのようなオブジェはパーゴラ!?

パーゴラとしての役割も果たすトンネルオブジェ
パーゴラとしての役割も果たすトンネルオブジェ

公園から見て理科大寄りの場所には謎のトンネルのようなオブジェがあります。こちらは案内図ではパーゴラと記載されていたので日よけの役割を果たすもののようです。確かに見晴らしが良い分日差しを遮るものが少ないので真夏などは少々厳しいかもしれません。

タイムスリップしそうなトンネルのオブジェ
タイムスリップしそうなトンネルのオブジェ

この日はポンプの故障により小川の水が流れていませんでした。水が流れるとますます涼しさが増しそうで、夏の休憩所として活躍してくれそうです。

理科大の食堂や図書館も利用すればもっと楽しめる

浅い池があり、子どもたちが盛んにのぞき込んでいる姿も
浅い池があり、子どもたちが盛んにのぞき込んでいる姿も

この日はいけませんでしたが、奥にはテラスがあるカフェや葛飾区民なら利用できる図書館もあるようです。せっかくなので次は奥の施設も利用してみたいです。また、施設全体が新しくトイレなども景観にマッチしたつくりになっていました。

また、この公園のコンセプトは”大学を隣接する公園と一体化させ「パーク型キャンパス」”とのことで、地域の住民と大学生が利用することで地域でのコミュニケ―ションの役割も担っているようです。

施設情報

にいじゅくみらい公園
住所 : 東京都葛飾区東金町3-17-4
アクセス : JR金町駅、京成金町駅から徒歩10分
駐車場 : 有料あり
公式サイト:葛飾区公式サイト

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