葛飾ブランド認定製品、ランドセルのスドウ

春になり、今年の新小学1年生の入学式も終わったこの時期、世間では1年後の入学に向けた「ラン活」が始まりつつあります。展示会に行ったり、各社のWebサイトから見本を取り寄せたりと、ぼちぼち動き出している方の話もちらほら。

特に工房系と言われるランドセルは人気のものは売り切れ必須らしく、ラン活のブームの火付け役とも言えそうです。

さて、そんななか実はわが葛飾区にも工房系のランドセルのお店があるのをご存知ですか？それが、葛飾ブランド認定製品として認められている「ランドセルのスドウ」さんです。

葛飾工場物語 ｜ 東京商工会議所

葛飾区認定ブランド「葛飾町工場物語」とは？

葛飾区内で優れた技術等により製造された製品・部品などを葛飾ブランド「葛飾町工場物語」として認定します。

その製造背景やエピソードをストーリー性豊かに区内外に情報発信していくことにより、 葛飾区が高品質製造の集積地域であるイメージを高め、葛飾区における製造業製品の評価向上による製造販売の拡大に繋げ、 葛飾区内産業の活性化に資することを目的とします。

葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定の目的は？

そんなスドウさんのランドセルつくりの想いを知りたいならまんが読もう！

ランドセルのスドウさんが、認定されたのは2010年度。認定No2201です。

まんがを読む

ベーシックなモデルは、赤・黒・紺・ピンクが牛皮（ツヤあり、ツヤなし）で50000円～、そして高級素材のコードバンを利用した赤・黒（ツヤあり、ツヤなし）が70000円～とほかの工房系ランドセルから見ても、少しお手頃感がある価格設定です。（2019年4月現在）

また、牛皮のカラーランドセルは全17色で60000円～で落ち着いた色からビビッドなものまで、見ているだけでもわくわくしてくるラインナップです

2020年度のオーダーメイドの受付は7月末ごろまで

そして、自由にカスタムできるオーダーメイドも可能です。皮の色やステッチの色、ファスナー、背カン・・・各パーツを一つ一つ選んでいくことが可能です。

2020年度オーダーメイドランドセルの受注受付を3月1日より開始いたしました。受付締切は7月末頃までの予定となります。

スドウのオーダーメイドランドセル

カラーランドセルまではいかないまでも、少し個性を出したい方にはステッチの色を変えるだけでも雰囲気がかなり変わります。そして、イニシャルを入れたり女の子はダイヤを入れたりも細部にちょっとしたこだわりをいれてみるのもよさそうです。

スドウのランドセルは６年間の品質保証付きです

買うときはまだまだ小さい年長さんも6年間使うとなると、それなりに消耗が予想されます。そんなときも6年間保証があるので心強いですね。（わりと6年保証はあるようですが）故障した場合は、午前到着なら当日対応も可能とのこと。（混雑具合によるので事前に確認しましょう）

ちなみに保証書をなくしてもランドセル自体が保証書なんてこともサイトに記載されていました。一つ一つ手作りしている工房ならではの配慮を感じます。

また、途中でカスタマイズをしたい場合も、夏休みなどに預かってもらうことも可能で、例えば持ち手は小さいときは引っ張られたりするので、あまりお勧めしていないとのことですが、少し大きくなってからつけたい、というような場合も相談に乗っていただけるとのことです。

店舗情報

というわけで、葛飾区も公認、創業50年を超える老舗ランドセルメーカーのスドウさん。せっかく葛飾に住んでいるならぜひランドセル購入の際に候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

少し奥まった場所にあるのでちょっと分かりづらいかもしれませんが、中川の程近くにあるランドセルのスドウさんの工房。2020年度入学に向けて、休日には年長さんの家族が訪れているようです。