にいじゅくみらい公園に行ったらぜひこちらも行ってほしい施設が、意外と空いてて穴場の「未来わくわく館」です。にいじゅくみらい公園とセットだと1日楽しめて、科学のお勉強にもできるなんて、子どもにも大人にもうれしい施設です。休日にもし予定がなければこちらに行ってみるのはいかがでしょうか?
理科大に併設された葛飾区の科学教育センター「未来わくわく館」
ご存知の通り、にいじゅくみらい公園は東京理科大に併設されています。その東京理科大の一角にこの葛飾区科学教育センター「未来わくわく館」があります。にいじゅくみらい公園の奥のほうに見える、周りに水がながれている施設です。
公園からみみると奥に入口があります。少しわかりづらいですが、子どもたちが出入りしてるので時折歓声が聞こえてきます。そこが入り口です。
もちろん土日もOPENしていますので、公園で遊ぶのに少し飽きたら気分転換にもおすすめです。(中にトイレもありますので、おむつがえにも最適です!)
「光」「水」「空気」の3つのテーマで構成されている未来わくわく館の装置
未来わくわく館はそんなに大きな施設ではありません。その代わり非常にシンプルで、三色の色分けでテーマがぱっと見で分かります。入って手前から「光のラボ」の黄色、
「水のラボ」の青、 「空気ラボ」の赤 の三色で、それぞれテーマにあった実験が体験できるブースがあります。
光のラボ
入ってすぐ手前にあるのが黄色の「光のラボ」。ここでは、鏡や電気を使った実験を体験ができます。例えば、巨人になったり小人になったり・・・映り方が変わる鏡が何種類か設置されていたり、ぐるぐる回すと飛行機が飛んでいく様子が影絵のように見えたり・・・
そして、これも各色のテーマで共通ですが、奥手には実験ブースがあり、小部屋になっていてそこに入っての実験もできます。光のブースはライトの種類によって壁に映る文字の見え方が変わる実験ができます。
ブースに入ると左手にスイッチがあるので、お好みのスイッチを選択します。
これはブラックライトを恨んだ時の映像。暗い部屋で見えなかった前方の「未来わくわく館」の文字がブラックライトに照らされて浮かび上がってきました。
写真だと色味が違うので、ぜひ実際に入って自分の目で見てみてください!
水のラボ
中央にあるのが青の「水のラボ」
水の実験は少し体を動かします。ポンプで水をくみ上げて水の動きをみたりなど、自分の動きがどう見ずに伝わるかを体験できます。
見えずらいかもしれませんが、人気第3位の実験「うずをつくろう」です。奥の水に渦ができているのが見えるでしょうか?こちら、ひとつひとつの実験の説明も平易に書かれているので、科学が苦手を敬遠しがちな大人でも読んでなんとなく理解できるのもうれしいです。とはいえ、やっぱり実験は純粋に楽しいです。
空気のラボ
そして、入り口から一番奥にある赤がテーマからのブースが「空気ラボ」です。目に見えない空気を見えるかした実験を体験することができます。
こちらは人気No2の竜巻を作る装置。空気の流れが水蒸気になっていて、普段見えない竜巻の渦が目に見えるようになっています。
ちなみに、同じ装置で台風も作ることができます。竜巻と台風ではまた違った水蒸気の煙の動きを見ることができます。やはり普段見えないものが見えるというのはそれだけで楽しいです。私も何回も竜巻を作って楽しんでしまいました。
空気ラボの奥にある体験ブースが「未来わくわく館」一番人気の強風体験ブースです。最大風速12m/secまで体験できます。
風速は自分でコントロールできますが、ぜひマックスまで試してください。なかなか普段は体験できない強風を安全に試せます。よくある台風中継の気分に近いかもしれません。
風速は手元のハンドルでコントロールでき、風速が表示されます。したの網から風が噴出されます。
こちら小さなお子さんでも楽しめるので、ぜひ一緒に入って風をかんじてみてください!
小中学生向けだけど幼児から大人まで楽しめます
「未来わくわく館」は主に小中学生向けの施設のため、全体の説明がとても分かりやすく、私のように科学が苦手な大人でも楽しみながら学べるおすすめ施設です。なんといっても空いているのがうれしい!子供たちは気になった実験を何度でも試すことができます。
全体的に非常にコンパクトな作りながら、満足度が高く、広くないがゆえに多少子どもたちの自由にしても迷子にもならないのがうれしいポイントです。(出入りが自由なので目を離さないようには気を付けましょう!)
とはいえ、そんな実験がたくさんできる「未来わくわく館」ですが、何気に影の一番人気は入口にすぐあるくみくみスロープかもしれません。3歳くらいまでの乳幼児には実験よりもくみくみスロープのほうが楽しいようで、このスペースの人口が一番高かったことを補足しておきます。
また、くみくみスロープの奥にガラス張りの部屋があり、そちらは時間になると電車が走っていました。こちらも小さい子どもたちには人気でした。
施設情報
東京理科大がきたことで、葛飾区にこういう科学を学べる施設ができたのは住民としては大歓迎です。また、このエリアは整備されたこともあり非常にきれいで本当に葛飾区!?(失礼ですが・・・)というくらいおしゃれな雰囲気になっています。大型マンションがいくつもでき、再開発が進んでいる金町エリア。官民一体となって盛り上がっていって、葛飾区の教育レベルが上がっていくこともぜひぜひ今後期待したいなぁと思いました。
住所 : 葛飾区新宿6-3-2
アクセス : JR金町駅から徒歩8分、京成金町駅から徒歩10分
駐車場 : 有料あり(にいじゅくみらい公園の駐車場)
休館日 : 毎月第3月曜日(休日の場合は翌日)及び年末年始(12月28日から1月4日)
公式サイト:葛飾区公式サイト
2019/04時点の情報です。行く前に最新情報を確認しましょう!