新柴又から電車で30分以下！市川のありのみコースは森林浴も楽しめるアスレチックが楽しい

葛飾区内にもたくさん公園がありますが、お隣の千葉にもおすすめの公園があります。お隣とは言え、場所によっては車だと渋滞で以外と時間がかかってしまう千葉。今回は、北総線で行く公園でおすすめの「ありのみコース」を紹介したいと思います！

北総線 大町駅より徒歩5分ほど

ありのみコースへは北総線大町駅から 大人の足なら 徒歩5分ほど。子どもでも10分くらいで歩けるので、幼児連れにもおすすめ。駐車場も200台ほど完備。ただ、渋滞などを考慮すると電車で来るのがよさそうです。（北総線の乗車券が高くて震えますが・・・）

駅からは看板も出ているので迷わず行けます。視界に森が見えてきたらもうすぐそこ。

ロッジ風のアットホームな建物が目印

この辺りは梨の産地で、道中梨狩りの看板がたくさん見られました。初夏なのでまだ季節ではないですが、この辺りは秋の梨のシーズンは梨狩りで混雑しています。そして、この「ありのみ」という名前の由来も梨の産地ということに由来しています。梨＝無しということに通じるから縁起が悪いということで、反対の「あり」に置き換えたとか。つまり、ありのみ＝梨のことだそうです。とはいえ、もう梨が定着していますがね。

ヒーローがお出迎え、手作り感満載のありのみコース

ロッジ風の建物が受付と売店を兼ねています。ここでチケットを購入。大人1000円、小中学生800円、3歳以上の幼児が500円です。売店には軍手や子ども服（着替え用）、軽食などがありました。

スタート地点へ。全部で40種と充実のコース

正直、あまり下調べもそこそこで、あまり期待していなかったのですが（すみません・・・）想像以上に本格的！全部で40種のコースがあり、どれもしっかりしたつくりでした。全部周る目安としては90分ほどとのこと。この日はゴールデンウィークの真ん中でしたが、午前中雨だったから、それなりに人はいるものの、各種目でそんなに待つことなくスムーズに回れました。

種目名が独特

また、各種目に点数があり、できたら2点のように採点しながら楽しめるというのもありのみコースの特長です。

各種目には看板があり、そこに種目名と説明がその由来とともに描かれています。そのネーミングなかなかユニーク。歴史的なエピソードと遊具をリンクさせているので、ひとつひとつしっかり読むと、歴史的なエピソードとともに楽しめます。（まぁ、子どもたちは気にせずどんどん進んでいましたが・・・）

ずぶ濡れになる人続出、矢切の渡し

コースの中央にあるのが水上コースです。ここでは、丸太の橋渡や、いかだをロープを引いて対岸に渡るような種目があります。いかだ渡りは大人だと重さで軽く沈むので、靴は濡れると思ったほうが間違いないです。濡れても良い靴かサンダル、またははだしになったほうがよさそうでした。それでも、4人くらいで大人が乗るとバランスが崩れてずぶ濡れになっている学生風の人たちがいたり、子どももずぶ濡れになりながらも楽しんでいました。

丸太の橋も結構ぐらぐらするので、濡れたくない場合は要注意です。

空中スライダーは６０ｍを滑空するロングコース

多分これがありのみコースの目玉ではないでしょうか。空中スライダーは全長60mと結構な高低差を一気に滑り落ちます。安全ネットは敷かれているものの、なかなかスリリングです。全部で3基ありましたが、ここはフル回転。スタートからゴールまで行くと、次の人がロープを引っ張って戻します。係員の人がいると引いてくれますが、自分で引くことも。これがなかなか腕の筋肉にきます。

時間にしてほんの20秒ほどですが、森を滑空する爽快感は病みつきになります。

葛飾橋を発見！

江戸川にかかっている橋新葛飾橋は千葉の松戸と葛飾区金町をつないでいるようです。昔はここが関所のひとつだったようで、そこからこの新葛飾橋渡りの種目が作られたようです。このぐらぐら橋、板と板がそこそこ離れていて下を見ると少し怖いくらいです。3歳児が必死に渡っていましたが、大人でもなかなか緊張感があります。

幼児向けの遊具も

3歳児はそれぞれの種目でできそうなところを少しやっては次へ、なんてこともできますが、それより小さいお子さんはこちらの幼児向け遊具がおすすめ。ここだけでも都内の近所にあるような小さな公園よりはよっぽどリッチな遊具で、これだけでも延々と楽しめそうです。

もちろん遊具を使わなくても、ありのみコース全体がアップダウンもあるので、坂が大好き（！？）な幼児はただ散歩するだけでも楽しめそうです。ただ、結構傾斜がきつい場所があるので、常に目は話せませんが・・・

ありのみコースはリピート確定！

初めて行ったありのみコースでしたが、想像以上に充実していて、小学生以下の子どもも大満足でした。難易度が高いコースもありましたが、3歳くらいからは結構楽しめると思います。年長の5歳児はほとんどの種目ができたので、年長から小学生が最も楽しめる年代かもしれません。また、大人でも楽しめるので、子どもと一緒に回るのもおすすめです。逆に、普段運動不足の大人にはこれくらいのレベル感が良い気がしました。

次に行くときは持っていきたいアイテム

そして、次回行くときは持っていきたいと思ったのは、子供用軍手。ロープにつかまったり、木のとげの防止だったり、あると便利そうでした。リピーターと思われる子どもたちでマイ軍手を持参していました。

そして、コース内は雨上がりのためか、結構滑りやすく泥だらけになっていました。着替えはもちろんですが、汚れたりぬれたりするので、汚れてもOKな服装がおすすめです。

また、帰りの電車で汚れが気になる場合、汚れがつかないようにレジャーシートもあると便利です。

森の中で気持ちよく過ごせるありのみコース。これからの季節にぜひおすすめです。ただ、これからの季節は虫も出てくるので蚊などの対策として虫よけもマストアイテムになりそうです。

施設情報