葛飾区で生ごみ処理機の導入と助成金の申請の方法

暮らす

だんだん暖かくなり夏が近づいてくると生ごみの処理のストレスが高まってきませんか?

燃やせるごみの収集まで生ごみを家の中で置いておくと特に夏場の時期は臭いが発生しています。ゴミを外にだして大きいポリバケツに置いたり、冷凍したり密閉したりなどいろいろな工夫をして生ごみの処理をしていますが…

また、カラスがゴミ捨て場を荒らして生ごみが散乱している光景もたまに見かけます。散乱したごみを掃除するもの一苦労、ごみを出し後はネットはかけてほしい…というゴミ捨てのマナーで思うところもありますが、それはいったんおいておき。

そんなわけで、いよいよ以前から気になっていた生ごみ処理機を我が家でも購入しようといろいろ調べてみました。

生ごみ処理機とは

では、生ごみ処理機とはどういう製品なのでしょう?よくある生ごみ処理機は、家庭で発生する生ごみを乾燥させたり分解しごみの分量を減らしたり、肥料などの資源に変える機能があります。そのため、臭いだけでなく、ごみの分量自体も減らしてくれるという効果も期待できます。

生ごみ処理機のメリット

生ごみ処理機を導入することには、以下のようなメリットがあります。

  • 不快な臭いや害虫の発生を抑制
     なんといっても臭いからの開放!生ごみ処理機は、臭いや害虫の発生を最小限に抑える効果があります。
  • 資源の再利用
     処理された生ごみは、堆肥化や肥料として再利用できることも。プランターなどで植物を育てているご家庭にはうれしいですね(生ごみ処理機によります)
  • ごみの分量削減
     乾燥させたり肥料として再利用させることでごみの分量削減が期待できます。
  • 自治体によっては助成金も
     生ごみ処理機の購入に助成金を設けている自治体もあります。葛飾区でも生ごみ処理機の購入に最大2万までの補助金がでます。

生ごみ処理機のデメリット

いいことが多そうな生ごみ処理機ですが、以下のようなデメリットも考えられます。

  • 導入費用
     生ごみ処理機の導入には補助金を申請できたとしても購入費用がかかります。
  • 運転コスト
     生ごみを乾燥させるための電気代や、生ごみ処理機によってはフィルターなどの消耗品の購入等のランニングコストが発生します。
  • メンテナンス
     処理機の定期的なメンテナンスや故障時の修理費用などが必要になることがあります。

生ごみ処理機の種類

では、実際に生ごみ処理機にはどういった種類があるのでしょうか?大きくは3種類「乾燥式」「バイオ式」「ハイブリット式」があるようです。

  • 乾燥式
     乾燥式の生ごみ処理機は、熱風を送って生ごみの水分を蒸発させる仕組みです。数時間で乾燥が完了しそのままごみとして捨てられます。
  • コンポスト式(バイオ式)
     処理後のごみを肥料にできるのがコンポスト式。生ごみ専用の処理剤を使うことで、微生物が生ごみを分解する仕組みです。
  • ハイブリッド式
     「乾燥式」と「コンポスト式」のどちらの特徴もあわせもつのが「ハイブリッド」式です。専用の処理剤と生ごみを混ぜて熱風を当てる仕組みです。
  • 粉砕式
     こちらは「ディスポーザー」と呼ばれていてキッチンの排水口に直接とりつける、生ごみを水と一緒に流しいれて処理する仕組みです。

それぞれ家庭にあったタイプを選択しましょう。

実際に生ごみ処理機を購入

生ごみ処理機についていろいろ調べて、あちこちのサイトも見ましたが、ちゃんと使いこなせるのかが一抹の不安としてありました。また、どの商品がいいのかも悩ましく迷った結果いったんレンタルすることに。

レンタルはこちらのサイトからお試ししました。

レンティオ(Rentio)

あまり大きくなく、臭いがでづらくて…いろいろレビューを見たりして迷ったのが「パナソニック リサイクラーMS-N53XD」 と 「島産業 パリパリキュー PPC-11」です。そこでまずはコンパクトな「パリパリキュー」をレンタルすることに。

そして実際に2週間使ってみて、ごみが乾燥できることといれてよくないごみを選ぶのが難しくないのでこちらの購入を決めました。パナソニックも悩みましたが、アースにつなぐ必要があったり大きいので初めて使うものとしてはコンパクトな「島産業 パリパリキュー PPC-11」にしました。

助成金を申請

では実際に助成金を申請するにはどうしたらよいのでしょうか?順を追って助成金の申請資格、申請方法を確認してみましょう。

助成金の申請資格

まずは助成金の申請資格で該当するか確認しましょう。区内で住んでいて、過去3年以内に同一の補助金を受けていないことなどが条件となります。

  1. 生ごみ処理機・コンポスト化容器(以下、「生ごみ処理機等」と表記します。)を購入したこと
  2. 葛飾区に住所があること
  3. 過去3年において、同一世帯で本補助金を受けた者がいないこと
  4. 補助金交付申請時において、生ごみ処理機等の購入から6ヶ月を経過していないこと
  5. 購入した生ごみ処理機等を葛飾区内の購入世帯で継続的に使うこと
  6. 区が実施する生ごみ処理に関するアンケート調査に協力できること
葛飾区 生ごみ処理機等購入費補助金 補助金を利用できる方

助成金額

葛飾区では、家庭用生ごみ処理機またはコンポスト化容器を購入された区民の方に対して、購入費用の2分の1(上限2万円)を補助しています。(2023年7月現在)

つまり、4万円の生ごみ処理機を購入した場合は、2万円まで補助してくれるので、実質2万円で購入ができるということになります。

助成金の申請手順

手順は3ステップになります。

  1. 申込用紙を入手
  2. 申込用紙に必要事項を記入し、領収書、住所が確認できる書類を同封して郵送
  3. 審査が完了したら口座に助成金が振り込まれる

申請書を入手

「葛飾区生ごみ処理機等購入補助金交付申請書兼請求書」という補助金の案内と一緒に、区役所リサイクル清掃課、清掃事務所、かつしかエコライフプラザ、区民事務所、地区センター、区内の電器店などで入手可能です。

また、葛飾区のサイトからもファイルをダウンロードできるので、ネットプリント等で印刷することも可能です。

【葛飾区】生ごみ処理機等購入費補助金
生ごみ処理機等購入費補助金|葛飾区公式サイト
家庭用生ごみ処理機またはコンポスト化容器を購入された区民の方に対して、購入費用の2分の1(上限2万円)を補助しています。

必要事項を記入し書類を同封して郵送

「葛飾区生ごみ処理機等購入補助金交付申請書兼請求書」を入手したら必要事項を記入し、生ごみ処理機の領収書と住所が確認できる書類のコピー(住民票、運転免許証、納税通知書等の写しなど)を申請書の裏に貼付け、リサイクル清掃課へ持参または郵送にて提出してください。
FAXや区民事務所等への提出もできませんのでご注意ください!

これで申請は完了です。その後審査を経て問題なければ入金されるようですが、審査に時間がかかるようなので、しばらく待つことになりそうです。

参考サイト

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