葛飾区での小学校入学に向けての準備やスケジュール、そして平成31年度2月時点での学校別の募集状況についてまとめてみました。
葛飾区の小学校入学の手続きとスケジュール
通学区域で決められた学校への入学
居住地によって決められた指定区域校へ進学する場合のスケジュールです。基本的に特別な手続きがなく一番シンプルなスケジュールになっています。
- 10月中旬頃:「就学時健康診断のお知らせ」と「 就学通知書 」が郵送
- 1~2月頃:健康診断、入学前保護者会
- 4月:入学式
通学区域校以外の学校を希望するとき
理由があって通学区域以外の小学校への進学を希望する場合のスケジュールです。大きく違うのは、募集枠にたいして希望人数が多い場合は抽選になる可能性がある点です。抽選で当選した場合と補欠になった場合でもスケジュールが違ってくるので、各自の状況によって手続きをする必要があります。
- 10月末頃:郵送された就学通知書裏面の「指定校変更申立書」を記入して申請
- 11月中旬頃:指定校変更受付状況の集計結果発表
- 12月上旬頃:募集枠に対して希望人数が多かった場合は抽選
- 12月中旬頃:抽選にならなかった、もしくは当選した場合は「就学通知書」が郵送、補欠になった場合はそのまま繰り上げ待ちに(2月まで)
- 2月中旬~下旬:【補欠登録者】繰り上げになると 「就学通知書」 が郵送
- 2月末:【補欠登録者】 「補欠登録期間終了のお知らせ」と 通学区域校の「就学通知書」が郵送、空きがある学校へは変更可能
指定校を変更する場合でも、原則は徒歩通学となります。特に低学年のうちを考慮すると学校までの距離が重要になってくるかと思います。また、指定校の変更には条件があるので、あらかじめ必要な書類等の準備が必要です。
指定校以外の学校への就学は、指定校変更承認基準を下表のとおり定め、さらに 申立てに対する審査は、次の4つの要件を全て満たす場合に認めるものとしています。
指定校変更 | 葛飾区公式サイト
1.申請時において葛飾区民であること。
2.保護者が指定校変更後の通学経路・通学方法を明確にした上で、通学途上の安全について責任を持つこと。
3.教育委員会が必要と認めた書類等が添付されていること。
4.受け入れ先の学校の定員に余裕があること。
また、指定校変更届をだして、希望者が多く抽選になった場合は、変更する理由により優先度S、A、Bとランク付けされ、優先度Sについては、 通学区域校希望者と同じ扱いで無抽選で入学できます。
私立・国立・都立の小中学校へ入学するとき
受験等で区外の学校へ行く場合のスケジュールです。受験の場合は合否が決まるまでは基本的に区内での進学も考慮に入れて準備はするようです。状況は様々だと思いますので、個別に詳細は問い合わせて確認したほうが安心かと思います。
- 10月末:「就学通知書」下部の「入学予定校調査票」に受験予定や転出予定等を記入して提出、予定が変わり区内の学校へ進学になり、かつ指定校を変更したい場合は「指定校変更申立書」をも合わせて提出
- 入学許可証(承諾証)の原本と、区域外就学申請書(国・私・都立等用)を葛飾区教育委員会学務課へ提出します。
小学校を選ぶ
小学校を選ぶにあたって事前に学校見学をすることができます。学校公開日は年間で10日ほど、保護者だけではなく地域の人も自由に授業を見学することができます。翌年に入学を控えた保護者は、 学校を選ぶにあたり1学期から学校公開を見学して学校の雰囲気や授業の様子を見ている方も多いです。
指定校は決まっていても、居住地によっては通学距離にそんなに違いがない場合もあると思いますので、学校見学をそれぞれの学校ごとの特性を比べてみるのもおすすめです。
参考サイト
最新情報は公式サイトに掲載されています。随時情報が更新されているので、公式サイトをチェックしてみましょう。