「新宿」を見て「にいじゅく」と読むなら葛飾区民!柴又から近い新宿交通公園は、園内で自転車に乗れる交通公園ですが、土日と祝日にはミニSLをはじめとする電車が運航しているのが特徴的な公園です。
新宿交通公園の全体図です。同じ交通公園の北沼公園に比べると少しこじんまりとしていますが、各エリアごとで色々な遊び方ができます。公園をぐるっとミニDLやミニSLが走る線路が囲んでおり、その内側に自転車やゴーカートで走れる道路が敷かれています。
道路の内側が遊具や砂場などで遊べるエリアになります。自転車に乗れない小さな子向けに、豆自動車や三輪車に乗れる場所もあります。
新宿交通公園の概要
新宿交通公園の入り口には、少しレトロな時計台のような建物があります。トイレはこちらです。また、ミニSLなどの乗車券もこの建物で買うことができます。
子どもも大人も乗れるミニSLが 大人気!
入り口から踏切を渡って右手に、電車乗り場となる駅が見えてきます。チケットを買ったらこちらに並んで電車に乗ることができます。懐かしさを感じさせる趣がある駅の佇まいがなんとも言えずいい味を出しています。
この日は日曜だったため、ミニSLが運行していました。このSL、ミニチュアではあるものの本格仕様なんです。都内では珍しく本物の蒸気が出る蒸気機関で、この近隣では、市川動物公園にあるとのこと。また、一周300メートルほどと乗車時間も長く、イベントなどで設置されているものと比べても長く楽しめます。
ちょうどこの日は、桜が満開で、園内の景色と蒸気機関車がのどかで、見ているだけでも気持ちがほぐれてきます。そして、このミニSL、乗車するのに大人100円、小学生30円、そして未就学児は無料とお財布にも優しく、何回もリピートしている子ども連れファミリーもちらほら。
交通公園と言えば、やっぱり自転車も
ミニSLだけではなく、交通公園ということで当然自転車などの乗り物も楽しめます。
自転車、補助付き自転車、ゴーカートなどから選んでレンタルできます。このレンタルが無料なのも嬉しいですね。この施設は葛飾区の交通公園のとして交通ルールを子どもたちに理解してもらう役割があるので、おじさんたちが見守ってくれて、適宜アドバイスしてくれるので、子どもたちも楽しみながら交通ルールを覚えることができます。
道路ではなかなか思いっきり乗ることもできない自転車が心ゆくまで楽しめるのも交通公園の醍醐味。ついスピードを出し過ぎで、注意を受けることもありますが、そうやって交通ルールをも覚えられるので休日は自転車に乗る子どもたちで賑わっています。
乗り物のオブジェも遊具に
園内には都営バスやレトロな消防車も遊具の一つとして設置されています。
都営バスはやっぱり運転席が人気。バスの運転手になりきり運転席の大きな窓から見える景色で運転手気分も高まります。
こちらのレトロな消防車は運転席と後ろの荷台に乗ることができます。
見ている大人からすると上に登るのは少し危なっかしいものの、子どもたちは気にせずどんどん登っていきます。ジャングルジム感覚で上から見た景色を楽しんでいるようです。
時間があったらミニSLのメンテナンスも見てみたい
そして、時間があったら是非見ていただきたいのが、ミニSLのメンテナスです。メンテナンスを怠ると故障の原因になるとのことで、時間をかけて手入れをされていました。この点、電気で動くタイプは手間がかからないそうで、だからこそミニSLに乗れるのは貴重といえます。
石炭の燃え残りますを出してしっかり冷まし、内部の掃除まで済ませて、車庫に入れるとのこと。何人かの子供が熱心にみていましたが、色々な人に支えられて公園ご運営されていることを痛感できるひとコマでした。そんな働く人の様子を知ることで、また違った目線で楽しむことができるのも、新宿交通公園のオススメのポイントです。
メンテナンスは夕方の最終電車のあとで16:30過ぎからとなります。夕方の忙しい時間帯ですが、タイミング合えばぜひ!
交通マナーもSLも楽しい、新宿交通公園
交通マナーを学べて、機関車の掃除の様子まで見学できる。砂場や遊具も楽しいですが、せっかくなので新宿交通公園ならではの楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
施設情報
住所 : 東京都葛飾区新宿3-23-19
アクセス : JR金町駅、京成金町駅から徒歩20分
駐車場 : なし
公式サイト:葛飾区公式サイト
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