平成31年度4月入学の葛飾区の小学校の申請状況

葛飾区の小学校入学の手続きとスケジュール子育て
葛飾区の小学校入学の手続きとスケジュール

平成31年度4月入学の申請状況について、まとめてみました。10月末までに出された指定校の変更届を受けてそれらをまとめた情報になっています。

データは「平成31年度小・中学校新1年生指定校変更申請状況(最終)」を参考にしていますので、ここからさらに抽選などが行われることになります。今回見るデータは平成30年11月時点のデータになります。

葛飾区全体の募集と希望状況

まず全体をざっくりまとめると以下のようになっていました。

  • 葛飾区の区立小学校全49校
  • 受け入れ可能人数は4275名
  • 希望人数は3452名
  • 全体の平均倍率は0.8倍
  • 6校で希望人数が受け入れ可能人数を超えたので抽選となっている

全体としては0.8倍と受け入れ可能人数に対してまだ余力があるという状況です。また、抽選結果も12月初旬に出ていますが、今回のデータのには反映されていません。

地域別の受け入れ可能人数と希望状況

では地域別にみてみるとどうでしょうか?倍率を地域別にみても全体の平均と傾向は同じ用です。若干水元の倍率が高めで、立石・四つ木の倍率が低めという結果がでています。

葛飾区の小学校の受け入れ可能人数と希望人数
葛飾区の小学校の受け入れ可能人数と希望人数

指定校を変更した人の割合

葛飾区の小学校では居住地によって通う小学校(=指定校)が決まっていますが、理由があれば学校を変更することも可能です。例えば、居住地によっては指定校よりも近い学校があるということもあるでしょう。実際にどれくらいの人数が指定校の変更希望を出しているかを見てみます。

葛飾区の小学校の指定校変更希望者数
葛飾区の小学校の指定校変更希望者数

希望人数のうち、指定校の変更を申請した人がどれくらいいるかが上の表からわかります。希望者のうち、指定校を変更した人の割合が最も高かったのが「柴又・高砂」の22%です。また、「金町・新宿」でも20%弱の申請者がいるようです。逆に低いのが「立石・四つ木」の14%。とはいえ全体的に15%~20%の範囲で推移しているのでそこまで地域差があるわけではなさそうです。

学校別の募集状況

11月上旬までの募集により、以下の6校でのみ抽選になったものの、ほかの小学校では定員以内で希望人数が収まったようです。

  • 梅田(立石・四つ木)
  • 上平井(奥戸・新小岩)
  • 末広(金町・新宿)
  • 中青戸(亀有・青戸)
  • 花の木(水元)
  • 上小松(奥戸・新小岩)

それでは地域ごとに各小学校の状況を見てみたいと思います。

奥戸・新小岩の小学校別受け入れ可能数と希望者数

奥戸・新小岩の小学校別受け入れ可能数と希望者数
奥戸・新小岩の小学校別受け入れ可能数と希望者数

奥戸・新小岩地域の小学校では2つの学校で受け入れ人数を超えています。それ以外では倍率が1倍未満です。特に奥戸小学校は0.6倍なので受け入れ可能人数に余力がかなりあるといえそうです。

亀有・青戸の小学校別受け入れ可能数と希望者数

亀有・青戸地域では中青戸小学校の1校が倍率1倍越えとなっています。そのため2名が補欠となります。(中之台小学校も同じく四捨五入の関係で1倍になっていますが、2名余力がある結果となったためギリギリ抽選にならないという結果でした。)

亀有・青戸の小学校別受け入れ可能数と希望者数
亀有・青戸の小学校別受け入れ可能数と希望者数

また、中青戸小学校は指定校変更申請者数が希望者数全体に対して4割弱と多く、学区の関係か人気が集中した傾向があるようです。また、中青戸小学校は葛飾区の中で唯一平成26年に建築されています。施設が新しいというのももしかすると人気の理由かもしれません、推測ですが・・・

金町・新宿 の小学校別受け入れ可能数と希望者数

金町・新宿地域でも1校だけ抽選になっています。末広小学校です。ギリギリの1名だけ受け入れ可能人数を上回ってしまいました。この学校ですが、指定校の変更申請者割合が多く、6割。半分以上が指定校を変更しているようです。ここまで多いのは何か理由がありそうです。(余力があれば調べてみたいですが・・汗)

金町・新宿の小学校別受け入れ可能数と希望者数
金町・新宿の小学校別受け入れ可能数と希望者数

また、逆に新宿小学校は指定校の変更申請者が0という結果です。 最低一人はどこの学校でも指定校変更をしているので 、これはこれで、レアなケースのようです。そのためか、ここだけ倍率も0.6倍と低くなっています。

柴又・高砂の小学校別受け入れ可能数と希望者数

柴又・高砂の小学校別受け入れ可能数と希望者数
柴又・高砂の小学校別受け入れ可能数と希望者数

柴又・高砂地域ではすべて倍率が1以下となっています。ただ、ほかの地域と比べると指定校変更の申請者数の割合が平均的に高い印象です。20%~30%くらいに範囲になっています。ばらつきがないので指定校とそれ以外の学校がある程度近い場所に複数あるのかもしれません。

小菅・お花茶屋・堀切の小学校別受け入れ可能数と希望者数

小菅・お花茶屋・堀切の小学校別受け入れ可能数と希望者数
小菅・お花茶屋・堀切の小学校別受け入れ可能数と希望者数

小菅・お花茶屋・堀切地域もすべての小学校で定員以内に収まっています。比較的小規模な学校が多い中、受け入れ可能人数が135名と多い上千葉小学校がほぼほぼ希望人数が定員に達しています。

規模がそこまで大きくない西小菅と南綾瀬は倍率が0.6倍なので、この場合クラスは1クラスとかになるのでしょうかね?

水元の小学校別受け入れ可能数と希望者数

水元の小学校別受け入れ可能数と希望者数
水元の小学校別受け入れ可能数と希望者数

水元では花の木小学校が全体で一番倍率が高い1.2倍となっています。また、指定校変更申請者の割合も高めなので、今年は人気があったようです。また、この地域は東水元小学校を除いては100名以上受け入れ可能な学校になっています。

立石・四つ木の小学校別受け入れ可能数と希望者数

立石・四つ木の小学校別受け入れ可能数と希望者数
立石・四つ木の小学校別受け入れ可能数と希望者数

水元地域とは逆に65名定員の学校が多い立石・四つ木地域。こちらは1校で定員オーバー、もう1校は定員ちょうどだったので抽選なしだったようです。

また、学校によっては倍率が0.5以下の学校が2校あります。特に木根川小学校は0.3倍と希望人数が19名となっています。これは全体で見ても一番少ないので何か理由があるのか気になるところです。

平成31年度四月入学の葛飾区の小学校の希望状況

全体から各小学校別まで実際の受け入れ可能人数と希望人数、指定校変更の申請状況について大まかにですが見てきました。全体的に、希望者が集中しすぎているわけではなさそうでした。また、保育園に比べると小学校の受け入れ可能枠に対して実際に入学するのが8割というのは想定より少ないという印象でした。これも少子化の影響なのかもしれませんが、保活の競争率を考えると小学校とのバランスはなんとかならないものかなと思ったりもします。(もちろん、保育園と小学校は管轄も違うしそんな単純な問題ではないと思いますが。)

ただ、こうして改めて葛飾区全体の小学校の入学動向のデータを見ると、もっといろいろ調べたくなってきました。また、こういった傾向は経年で見ても変化がありそうなので、来年もまた見てみたいと思っています。

参考サイト

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